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阿佐ヶ谷の防災対策をわかりやすく紹介

防災メールのイメージ

3・11以降、都心でも防災意識が高まり、「東京防災」の家庭配布のように首都圏直下型地震をはじめとする災害対策が次々に設けられてきています。

阿佐ヶ谷が位置する杉並区においても、災害発生時に便利なハザードマップなど様々な災害対策が講じられています。

こちらでは、大都会東京都ならではの被害に対処していこうという試み、杉並区の具体的な防災対策などについて詳しくご紹介いたします。

阿佐ヶ谷の災害、防災情報の周知サービス

阿佐ヶ谷を含む杉並区では、災害による被害を最小限に食い止めるために、災害や防災情報をいち早く地域住民に届けるべく様々な情報提供を行っています。

災害・防災情報メール配信サービス

杉並区が行っている「緊急情報」「災害情報」をメールで無料配信するサービスです。

情報の利用は無料(通信費自己負担)ですが、あらかじめメールアドレスを登録しておく必要があります

「緊急情報」では、災害時また災害の発生の恐れがある場合に配信され、災害の状況や避難所解説情報、避難勧告などをお知らせします。

また、「災害情報」では、杉並区をはじめ東京23区で震度3以上、全国で震度5弱の地震が発生した場合や、東京湾内に津波予報が発表された場合に配信。

その他、杉並区の気象警報・注意報や一定値の雨量や河川水位を超えた場合にも配信されます。

災害気象情報電話通報サービス

メールの利用が困難な方、視覚障害のある方などを対象に行われる、「防災行政無線の放送内容」や「注意喚起情報(災害気象情報)」を電話(人工音声)でお知らせするサービスです。

主に、杉並区に大雨洪水警報、基準値を超える雨量や河川水位があったとき、防災行政無線が放送されたとき、その他防災上重要なお知らせが発表されたときなどに電話がかかってくる仕組みになっています。

(緊急地震速報や武力攻撃などの通報はありません)

杉並区気象情報

日本気象協会が提供している、杉並区の気象情報がピンポイントでわかるwebサイトです。

東京23区の警報や注意報などもその都度更新されており、地震情報や台風情報、竜巻注意情報まであらゆる情報を閲覧できます。[注1]

杉並区役所、気象庁公式ホームページ、東京都水防災総合情報システムなど、行政や防災機関へのリンクもありますので、メール配信を見逃した方でもあらゆる情報を入手できるはずです。

[注1]杉並区気象情報:トップページ

洪水ハザードマップと防災マップの活用で日頃から備えを

阿佐ヶ谷を含む杉並区には、災害による被害を予測して被害範囲を記した「洪水ハザードマップ」と、防災に関する情報をインターネットで閲覧できる「防災マップ」があります。

日頃の備えや震災発生時に役立てることができるでしょう。

杉並区洪水ハザードマップ

東京都が公表している「神田川流域浸水予想区域図」にある河川整備状況・洪水調節池・下水道整備状況をもとにして、平成12年に発生した東海豪雨や、平成17年に発生した集中豪雨が杉並区全域に発生した場合の予測をシミュレーションして図に表したものです。

阿佐ヶ谷地域においても、浸水の可能性や避難すべき方向などがわかります

杉並区都市整備部土木計画課をはじめ、東京都建設局ホームページや都庁第1本庁3階の都民情報ルームなどで閲覧できます。

防災マップ

杉並区における防災に関した情報を地図上に表したもので、ネットでの閲覧が可能です。

震災救援所・緊急医療救護所・給水拠点・消防署・警察署などがわかりやすく掲載されています。

PDFとすぎナビの2パターンがあり、すぎナビでは「震災時の井戸協力の家」「災害用トイレ」「カマドベンチ(緊急時、かまどとして炊き出しができるベンチ)」などの場所も確認することができます。[注2]

すぎナビサイトでは、杉並区内5か所に設置された河川カメラの画像を見ることも出来ますし、東京湾平均海面からの高さをもとに計算された地盤高の確認も可能。

水害による防災の備えにも役立ちます。

[注2]すぎナビ:トップページ

もしもの時のための取り組みや支援も充実

避難場所のイメージ

杉並区では、地域の消防団や防災市民組織の活動をはじめ、耐震化に対する助成支援や防災用品のあっせん、防災用ビデオなどの貸し出しや地震体験などを行いながら、日ごろの備えがいかに大切かを周知しています。

防災に関わるいろいろな取り組み、支援があることが特徴です。

帰宅困難者の対策や取り組み

仕事先や買い物など、外出時に震災があった場合は、交通機関の運行が滞るなどして帰宅が困難になる場合があります。

また、災害が発生すると、火災や落下物など二次災害に見舞われてしまう事も。

杉並区を含む東京都では、「東京都帰宅困難者対策条例」の施工により、

  • 一斉帰宅の抑制
  • 事業所の取り組み(従業員の一斉帰宅の抑制や3日分の水や食料の備蓄など)
  • 安否確認と情報提供のための体制整備

など様々な対策と取り組みが義務付けられています。

外出時の災害発生により行き場をなくした帰宅困難者は、行政と民間事業者の協力により一時滞在施設での受け入れも可能

杉並区内にも多くの一時滞在者施設が指定されており、阿佐ヶ谷地域区民センターもその一つとなっています。

また、帰宅支援では、災害時帰宅支援ステーションのステッカーが貼ってあるコンビニやガソリンスタンドでの水やトイレの提供、バスなどの代替え運送手段の確保などの取り組みも行われています。

「地域のたすけあいネットワーク(地域の手)」

高齢者や障害のある人など、自力で非難することが困難な方や避難生活に支障がある方のために、地域の人たちの協力で支援を行う仕組みです。

災害時の支援を希望する地域住民の方は、事前に杉並区の登録者台帳に登録しておくと、民生委員などの職員が訪問して震災救援所ごとの「個別避難支援プラン」を作成してくれる他、緊急時に必要な支援内容を補完するための「救急情報キット」の配布などを行ってくれます。

登録者台帳は地域の震災救援所運営連絡会・民生児童委員・警察署・消防署・消防団分団などに提供され、安否確認など災害時のサポートに役立てられており、個々の避難支援計画の作成時に活用されます。

対象者は、

  • 介護保険の認定を受けている方
  • 身体障がい者手帳を所持している方

などの規定がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

被災者への支援

被災してしまった方のための支援として、見舞金支給(対象世帯のみ)をはじめとした各種復興支援策が設けられています。

また、損害保険などを申請する際必要な「り災証明書」の発行に不可欠な建物の被害状況(事業所や住居)についての調査も行ってくれます。被災してしまった場合は慌てず区役所に相談すると良いでしょう。